サッカー界で最も勢いがあると言っても過言ではないサッカー選手、アーリング・ブラウト・ハーランド選手。
2022年にマンチェスターシティFCへ移籍が発表され、とても話題になっていますね。
そんな中、元マンチェスターシティFCの選手として活躍していたハーランドの父親にも注目されています。
本記事では、ハーランド選手の父親についてや、父親の引退理由、ロイキーン選手との因縁についてまとめましたのでご紹介します。
アーリング・ハーランドのプロフィール
まずは、ハーランド選手のプロフィールをご紹介します。
- 出身地:イングランド・リーズ
- 国籍:ノルウェー
- 生年月日:2000年7月21日
- 身長:195cm
- 体重:94kg
- 所属:マンチェスター・シティFC
- 経歴:ブリンFK(2016) モルデFK(2017-2018) レッドブル・ザルツブルク(2019-2020) ボルシア・ドルトムント(2020-2022) マンチェスター・シティFC(2022-)
- 利き足:左
ハーランドの父ってどんな人!?
ハーランドのお父さんのプロフィールをご紹介します。
- 名前:アルフ・インゲ・ハーランド
- 出身地:ノルウェー スタヴァンゲル
- 生年月日:1972年11月23日
- 身長:186cm
- ポジション:DF・MF
- 経歴:ブリンFK(1990-1993) ノッティンガム・フォレストFC(1993-1997) リーズ・ユナイテッドFC(1997-2000) マンチェスター・シティFC(2000-2003)
ハーランド選手の父、アルフ=インゲ・ラスダル・ハーランドはノルウェーリーグのブリンFKでキャリアをスタートさせました。
そこからプレミアリーグのノッティンガム・フォレストFCに移籍すると在籍4年間で75試合に出場し7得点という結果を残してリーズ・ユナイテッドFCへ移籍します。
そして順調にステップアップを果たし、2000年からマンチェスターシティへと移籍しました。
しかしマンチェスターシティ在籍時に怪我をしてしまい、この怪我が万全に治ることはなく31歳という若さで現役を引退せざるを得なかったようです。
この怪我というのが今回の話題となっていることなのです。
ハーランド父とロイキーンの因縁には何があった!?
ハーランド選手の父とロイキーン選手の因縁のことの発端は、ハーランド選手の父がリーズユナイテッドに在籍しているときにまで遡ります。
リーズVSマンUの試合でマンUに在籍していたロイキーン選手がDFラインの裏に抜け出したところをハーランド選手の父が後ろから足を引っ掛けるような形でチャージし攻撃を防ぎました。
しかし、このタックルによりロイキーン選手は前十字靭帯損傷の大怪我を負っていましたがハーランド選手の父は「大袈裟な倒れこむな!」と痛がって倒れているロイキーン選手に向かって怒鳴ってしまったようです。
そして、このことをロイキーン選手はずっと恨んでいたのです。
ロイキーン選手はこの怪我により1年を棒に振ってしまいます。
そんな中ハーランド選手の父はマンチェスターCへと移籍して活躍しており、ロイキーン選手が怪我してから4年後、マンチェスターCとマンUの対戦で2人が対峙します。
そこで大変な事件が起きてしまったのです。
ずっと怪我の原因であるハーランドの父に暴言まで吐かれてしまったことに腹を立てていたロイキーン選手は完全にハーランド選手の父を怪我させるためにタックルを行い、この怪我によりハーランド選手の父は選手生命が絶たれてしまいました。
この危険なファールに対して、ロイキーン選手はレッドカード退場はもちろんのこと2000万円の罰金と5試合に出場停止を課されました。
まずは経緯をより詳しく知るために動画でロイキーン選手の怪我と危険なタックルを見てみましょう!
この危険なタックルはプレミアリーグで最も悪質でレッドカードに値するファールだと言われているようです。
怪我で選手を続けられなくなったハーランド選手の父ですが、息子がマンチェスターCに入団したのには、運命を感じますね!
ロイキーンは危険なタックルについてどう思っているのか?
ロイキーン選手はこの危険なタックルで退場になったことについてこのように語っています。
「正しいことではないが、間違っていたとは思わない。俺は長い間試合に出られなかったんだ。(退場後の)ドレッシングルームでも後悔はなかった。『くそったれ』と思っていた」
「だけど、計画していたわけじゃない。1997年のリーズ戦で怪我をしてから、ハーランドとは3~4回対戦した。もし俺が復讐に燃える狂った奴だったら、なぜ怪我をさせる機会を何年も待っていたんだ?」
www.soccerdigestweb.com
計画的にやったわけではないようですが、ずっと恨んでいたのは間違いないようですね。
しかし、スポーツの中でのこのような行為は許されるものではないですね。
ハーランド選手の父も危険なタックルについてこのように語っていました。
「蹴られたことで、彼を非難しようとは思わない。でも、私が気になったのは、彼が自伝のなかでリベンジしたかったと明かしていることだ。そんなものは、フットボールの一部ではない」
sportiva.shueisha.co.jp
ロイキーン選手は全く謝る気がないと表明していることから2人が和解することはなさそうですね。
2人が和解する日がきたら素晴らしい日になると思うのですが、その時を待ちたいと思います。
まとめ
本記事ではハーランド選手の父であるアルフ=インゲ・ラスダル・ハーランドさんの経歴や、ロイキーン選手との因縁についてまとめました。
本記事でわかったことをまとめると
- ハーランド選手の父はロイキーンに大怪我をさせてしまった
- ロイキーン選手は報復として危険なタックルでハーランドの父に大怪我させ現役生活を短くした
- ロイキーン選手は危険なタックルしたことを全く後悔していない
2人の因縁の経緯を調べている中で、ハーランド選手がマンチェスターCを選んだことも父の無念に関係しているのではないかなと感じました。
マンチェスターCで怪我により長く現役を続けることができなかった分、これから子供であるハーランド選手がマンCで大活躍してくれることを期待して、これからも応援していきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。